今回のシンポジウムは、これまで開催してきた「知の交流シンポジウム」を、連携から共創をテーマとした「価値共創シンポジウム」と改称して実施されました。社会価値創造に向けた本学の最先端の研究成果や産学公連携による取り組みを産業界・地域社会に向けて発信し、地域社会に新たなイノベーションを創出することを目的としています。
畑豊副学長 國井総一郎理事長 髙坂誠学長
実行委員長 畑豊副学長（社会価値創造機構 機構長）、國井総一郎理事長、髙坂誠学長による挨拶に続き、工学研究科 嶺重温教授による「水素による
グリーンイノベーションと社会価値創造」、伊藤省吾教授による「高耐久型・低価格・大面積のペロブスカイト太陽電池の作製」、情報科学研究科 笹嶋宗彦教授による「データサイエンティストに求められる価値の共創と豊かなデータの循環について」、高度産業科学技術研究所 原田哲男所長による「ニュースバル放射光施設における先端半導体製造のためのEUVリソグラフィー研究」をテーマとする午前の講演がありました。 笹嶋宗彦教授
午後の特別講演では、姫路商工会議所会頭 齋木俊治郎氏（株式会社山陽色素 取締役会長）が、「姫路播磨から世界へ 産学連携の歩み」をテーマに講演されました。
また、タテホ化学工業株式会社 代表取締役社長 栗栖裕文氏による「技術にこだわり、グローバルニッチ企業へ」の講演が行われました。 （参加者約250人）
続いて、新ビジネス育成センター長 兼 工学研究科 河南治教授がモデレーターとなり、片岡孝次氏（はりま産学交流会会長 龍野コルク工業株式会社代表取締役）、藤澤浩訓氏（工学研究科長）、前川学氏（兵庫県産業労働部新産業課長）、合田大道氏（姫路信用金庫事業支援部長）をパネラーとしたパネルディスカッションが行われました。
交流会では優秀ポスターの表彰が行われました。
主催 兵庫県立大学 価値創造シンポジウム2024実行委員会
（実行委員：淡水会後援基金管理運用委員会、協賛：淡水会）
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