はじめまして。わたくし、国際協力団体Kumae(クマエ)の代表を務めております、兵庫県立大学経済学部国際経済学科4年の折目美紗と申します。今回は、淡水会事務局のご厚意で、このような場をいただき、私共の団体のことを皆様に知っていただける機会を賜りましたことを大変嬉しく思っております。簡単ではありますが、当団体の紹介をいたしまして、皆様へのご協力をお願い致したいと思います。
『国際協力団体Kumae』は2014年3月に兵庫県立大学神戸商科キャンパスにて設立した、カンボジアの教育支援を行っている学生団体です。カンボジアのシェムリアップという、アンコール遺跡で有名な都市に本部があり、その学生支部としての役割を担っております。
シェムリアップには通称ゴミ山と呼ばれる、市街地から運び込まれたゴミが集積されている場所があり、周辺の村人の中には、そこでペットボトルや缶などを集め、リサイクル業者に売ることで生計を立てている人もいます。私たちは、村人がゴミ山に依存せず、他の収入源を得られるようにと、まだまだ小規模ではありますが、雇用事業を行っています。また、日本語学校を設立し、子どもたちの就職に役立つよう、日本語教育を行っています。
【雇用事業】
アンコールバナナペーパープロジェクト 村人4名を雇用し、バナナペーパーを製作
バナナペーパー作りの技術提供をしていただいた『NPO団体HAT』様のHP中でもご紹介いただいております( http://hat.site-omakase.com/ )
(バナナペーパー作りの様子) (クリスマスカード)
【日本語学校】
2013年7月 アンルンピーフリースクール開校(現地NGOとの共同運営)生徒数 24名
2014年11月 公立タアイ学校にて日本語の授業を開講 生徒数 77名
2014年11月 Kumae私立 高校生スクール開校 生徒数 4名
(アンルンピーフリースクールの生徒) (公立学校での授業の様子)
国際協力団体Kumaeでは、アンルンピーフリースクールの運営費用を賄うための資金調達、雇用事業によってつくられたバナナペーパーの販売、また、カンボジアミサンガプロジェクトで作られたミサンガの委託販売などを日本で行っています。2014年度には、商大祭での展示会および模擬店出店、兵庫県立大学学術情報館での写真展、その他フリーマーケットへの出店などを行いました。また、夏休み期間中にはカンボジアスタディツアーを開催し、メンバー数名も現地の様子を肌で感じました。
(商大祭での模擬店の様子) (写真展の様子)
上記、当団体の簡単な紹介になりますが、知識も経験もまだまだ浅く、メンバーも10名足らずと少ないため、今後の団体の発展、そして支援先の村の発展のためにも、ぜひともOB・OGの皆様のお力をお借りできればと思っております。現地雇用事業拡大のための技術提供をしていただける方、ミサンガやバナナペーパーなどの商品の買い取り、また販売をしていただける方、団体のパンフレットやチラシなどの印刷をしていただける方、その他、資金面、技術面でご協力いただける方がございましたら、下記メールアドレスまでご連絡いただければ幸いです。
Kumaeメールアドレス:Cambodia.for.dream@gmail.com
今回は、このような貴重な場をいただきまして、誠にありがとうございました。 Kumae一同
代表 兵庫県立大学経済学部国際経済学科4年 折目美紗
2015年02月06日
国際協力団Kumae(神戸商科キャンパスにて設立) から
OB・OGのみなさまへ ― ご支援の依頼 ―
posted by 淡水会 at 14:18| 先輩お願いしまっす!